제목   |  山中に散乱する靴の謎…犯人はあの動物 今年も被害拡大「キツネの靴泥棒」 ねぐらに200足以上散乱 ”一味”?を激写/兵庫・丹波市 작성일   |  2020-06-18 조회수   |  2592

 

 

 

 

 

 

山中に散乱する靴の謎…犯人はあの動物 

今年も被害拡大「キツネの靴泥棒」 

ねぐらに200足以上散乱 ”一味”?を激写/兵庫・丹波市

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山中におびただしい数の靴が散乱する。靴の持ち主は近隣住民たち。そして、”窃盗犯”は、あの動物―。2017年夏、兵庫県丹波市春日町黒井区で、野生の「キツネ」が民家の軒先などにある靴を盗み、ねぐらにくわえて帰るという“キツネ靴泥棒”を報じた。約3年が経過したが、程度の差はあれ、今も被害が出ているという。今年も住民から記者のもとに「靴を盗まれた」という情報が寄せられた。ねぐらとみられる山を確認してみると、ざっと200足以上が散乱。再び”事件”に迫った。

 

被害の住民「また靴回収に行かなあかん」
 「あぁ、今日もだれか盗まれとるわ」―。靴が散乱する山の近くに住む臼井靖則さん(64)は、今年もそうぼやく。ある日、午前3時ごろに目が覚め、ふと外に出てみると、街灯の薄明りの下、キツネが“獲物”をくわえて目の前を走り去っていったという。

 

 数年前、地元の自治会長を務めていた際、地域で靴がなくなる事案が頻発。当初は誰かのいたずらという説がもっぱらで、被害を駐在所に届け出た人もいたという。

 

 「キツネの犯行と分かり、『軒下に靴を置かないで』と回覧した。その手前、大きい声では言えないけれど、うちも何足か盗まれたんやけどね」と頭をかく。

 

 臼井さんによると、昨年、近くで3匹ほどのキツネが車にはねられ死んだという。この山のキツネかどうかは分からないが、「今年は少なくとも2匹いるのを確認した」と証言。年4回、自治会役員がねぐら周辺に散乱する靴を回収したこともあり、「今年も山に行かなあかんやろなぁ。キツネにはコロナは関係ないしなぁ」と苦笑いを見せた。

 

被害者を特定「私のです」
 記者が現場に到着すると、ねぐら周辺を中心に大量の靴を確認。子ども用、大人用を問わず、スリッパ、運動靴、ブーツ、野球ボールまである。新品同様の靴もちらほら。とりわけ目立つピンク色のスリッパが目に入り、近づいてみると、「食品加工科」の文字とともに、手書きで女性の名前が書いてあった。この低い山の向こう側にある高校の生徒のスリッパだ。

 

 今年3月に同高校を卒業したという”被害者”のAさん(19)は、ねぐらから500メートルほど離れた場所で暮らしていた。スリッパの写真を見せると、「私のです」と笑った。

 

 Aさんによると、卒業後、自宅の庭で家族が履くために勝手口付近に置いていたところ、2足とも盗まれたという。「私はあんまり履いていなくて、なくなったことも気付かなかったくらい」と話し、「こんなことで取材を受けることがびっくり」とほほ笑んだ。

 

 

 

 

 


リンク:https://news.yahoo.co.jp/articles/64e7ba3a62badc6b3d58a394c616ffa66ac27bd9

 

 

 

 

 


[単語]

1.ねぐら:寝る所。巣。
2.一味(いちみ):同じ目的をもって寄り集まった仲間。
3.激写(げきしゃ):決定的瞬間をカメラに収めること。
4.おびただしい:数や量が非常に多い。ものすごい。
5.窃盗(せっとう):他人の所有物をこっそりと盗み取ること。
6.軒先(のきさき):軒に近い所。また、家の前。
7.~かなあかん:~しなくてはいけない(方言)
8.~とるわ:~ているよ(方言)
9.ぼやく:ぶつぶつ不平や泣き言を言う。
10.頻発(ひんぱつ):事件・事故などがたびたび発生すること。
11.もっぱら:他はさしおいて、ある一つの事に集中するさま。
12.回覧(かいらん):順送りに回して読むこと。
13.~んやけどね:~だけどね(方言)
14.苦笑い(にがわらい):しかたなく笑うこと。
15.勝手口(かってぐち):台所の出入り口。また、外から台所に通じる出入り口。

 

 

 


 

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