제목   |  [08/16] 「命の危険と認識を」熱中症疑い死者相次ぐ 7月 都内123人死亡 작성일   |  2024-08-09 조회수   |  30346

 

「命の危険と認識を」熱中症疑い死者相次ぐ 7月 都内123人死亡

2024年8月5日 19時18分 熱中症

東京23区で7月、熱中症の疑いで死亡した人は123人に上ったことが東京都監察医務院への取材でわかりました。都内では救急搬送された人も去年より500人以上増えていて東京消防庁は対策の徹底を呼びかけています。

 

東京23区 熱中症疑い死者 大半が屋内 エアコン未使用

東京都監察医務院によりますと、東京23区で7月、熱中症の疑いで死亡したのは、速報値で40代から90歳以上の合わせて123人で、7月に100人を超えるのは2018年以来となります。

屋内で亡くなった人のうちエアコンを設置していたものの使っていなかったケースが79人、設置していなかったケースが28人でした。

また、東京消防庁によりますと、7月1日から28日までに、熱中症の疑いで救急搬送された人は速報値で3647人に上り、去年の同じ時期より573人増えています。

このうち、東京・府中市で日中の最高気温が39.2度となった7月8日には最も多い304人が搬送されました。

熱中症患者の増加に伴って救急車の出動も過去最多のペースとなっていて、東京消防庁はのどが渇く前にこまめに水分を補給するほか、室内で適切に冷房や扇風機を利用するなどして、対策を徹底するよう呼びかけています。

 

農作業中に亡くなる高齢者も相次ぐ

 

 

各地では、農作業中に熱中症の疑いで亡くなる高齢者が相次いでいます。

4日の日曜には、愛媛県愛南町の畑で、90代の男性が倒れて死亡しているのが見つかりました。徳島県神山町では、農作業中だった87歳の男性が病院に搬送され、その後、死亡しました。富山県射水市の田んぼでも、84歳の女性が亡くなっているのが見つかりました。

3日の土曜には、神戸市北区の畑で81歳の男性が倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。山形県庄内町でも、畑で農作業をしていた89歳の男性が意識不明の状態で病院に運ばれ、その後、死亡しました。

2日の金曜には、大分市の田んぼの間にある道路で84歳の女性が、福岡県古賀市の田んぼでは86歳の男性が、それに兵庫県香美町の畑では90歳の女性が、それぞれ倒れているのが見つかり、亡くなりました。

いずれも熱中症が原因とみられ、自治体や消防などは
▽暑い時間帯を避けて農作業を行うことや
▽倒れたときに気づく人がいないため1人での農作業を避けること
▽ファン付きの作業着を使うことなどを呼びかけています。

 

門家「命の危険につながりかねないと認識を」

杏林大学高度救命救急センターの山口芳裕教授は、各地で体温を超える気温になる中、体を冷やす能力が追いつかず、いきなり意識を失うなど命の危険につながりかねないという認識を持つ必要があると警戒を呼びかけています。

 

 

 

杏林大高度救命救急センタ 山口芳裕
「体温に近い、あるいは体温を上回る気温というのは、かいた汗が蒸発する時に熱を奪うという、人間に備わっている体を冷やす能力を上回る状況で、高齢の方が若いころに感じていた暑さとは比べものにならない。当時の熱中症のイメージとは明確に違い、命にかかわる危なものだと認識する必要があ。軽いめまいや頭痛を感じ、それから症状が悪化し、意識を失うという段階を経るイメージがあると思うが、必ずしもそうではない。いきなり意識を失ってしまうというケスも多くみられ。搬送されてくる熱中症の患者の多くは気温が高いことで体温が40度を超えている。こうした場合、たとえ命が救われても脳や腎臓、肝臓といった重要な臓器に障害が残ることが多い」

 

 

山口教授は、1人で農作業をしないことや、水分や塩分をしっかりとるということに加えて、熱中症警戒アラートが出ている場合には、日中に作業したり、体を動かしたりしないことを徹底するよう呼びかけていました。

 

 

 

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