제목   |  台湾で「赤い封筒」を見かけたら注意! 死者と結婚を迫られる「冥婚」の風習が話題に 작성일   |  2020-06-12 조회수   |  2638

 

 

 

 

 

 

台湾で「赤い封筒」を見かけたら注意!

死者と結婚を迫られる「冥婚」の風習が話題に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたは「冥婚」という言葉をご存知でしょうか? これは中国や台湾など東アジアをはじめ、東南アジアなどでも見られる風習で、生きている人が「未婚で亡くなった人」と婚姻する、というものです。

 

Twitterではこの「冥婚」が話題となっています。発端は台湾在住で個人ブログ「ゴダラボ」の運営や、オンライン台湾中国語スクール「台台レッスン」を運営しているというゴダさんによるツイートでした。

 

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昨日、赤い封筒が道に落ちてました。が、私みたいに「お金かな?」と喜んじゃう人は要注意です!これ、おそらく冥婚です。(Twitterより引用)
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 ツイートではこのように書かれていて、道に赤い封筒(紅包)が落ちていた場合注意が必要だと促しています。

 

 このツイートに多くの人が反応を示し、冥婚を題材とした映画や、過去に起こった事件に話題は波及していきました。

 

 ねとらぼ調査隊では、この「冥婚」についてどんな話題が上がったのか、調査していきたいと思います。

 

●「冥婚」ってどんなもの?


 ゴダさんによると、冥婚とは「亡くなった女性をかわいそうに思う家族が女性の写真や髪を入れ、拾った男性と結婚させる」という風習。今回は中身を見ていないので、冥婚の封筒であったかは不明とのことですが、見つけても気軽に手に取ってはいけないそうです。この紅包は、お年玉やご祝儀などを入れる縁起物で、台湾では、子どもに見つけても拾わないように教えられることもあるそうです。

 

 また、ゴダさんに詳しく話を聞いたところ、紅包を拾うと、物陰に隠れて見ていた遺族が、封筒を拾った人を捕まえて、結婚を迫るそうです。回避方法としては、ご祝儀200元を渡して「素敵な相手が見つかるように」と言えば拒否できるとのこと。もし結婚することになったら、その後は簡易的な結婚式を行うそうです。

 

 ネット上では、「同僚が拾っちゃって大騒ぎになったことがあります」という声や「女性が拾った場合はノーカウントで、男性が手に取ったら物陰に隠れて見ていた家族が来て、式についてのお話しを始める、と聞いたけれど、お金を入れて『良い方と巡りあい下さい』と声に出すとノーカウント」など、体験談や、冥婚に関する知識が見られました。

 

 ただ、実際に戸籍上での結婚をする訳ではなく、占いで亡くなった人との相性をみて、位牌に名前を入れるという慣習だそうです。家父長制度では、未婚のまま逝去した女性を実家で祭ることができないため、このような制度が残っているのだと思われます。

 

◆日本にも似た文化が

 

 Twitterでは、山形県の一部で見られる「ムカサリ絵馬みたいなもんか」と、日本の文化に言及する人も。

 

 ムカサリ絵馬とは、婚姻できずに亡くなった人と架空の花嫁を描いた絵馬を奉納して、死後婚姻するという文化ですが、「やはりどの国にも独特な死者の弔い方がありますね」「具体的にどう言うものかは知らなかった。Twitterって勉強になる」という感想も寄せられていました。

 

 

 

 

 

リンク:https://news.yahoo.co.jp/articles/1e3713ab06a578a8d1c41c5390e94b39e047645b

 

 

 

 

 


[単語]


1.迫る(せまる): 圧倒するような勢いで近づいてくる。押し寄せる。 詰まって苦しむ。 行き詰まってゆとりがなくなる。相手にこちらの考えを聞き入れるように積極的に求める。強い態度で要求する。
2.冥婚(めいこん):生者と死者に分かれた異性同士が行う結婚のこと。
3.発端(ほったん):物事の始まり。事の起こり。
4.紅包(赤い包み、読み方はホンバウ):中国の祝い事で赤をあしらった祝儀袋「紅包袋」を用いることから、お年玉を含む)ご祝儀。
5.波及(はきゅう):物事の影響が波のように徐々に広がること。
6.気軽(きがる):こだわったり面倒がったりしないで行動に出るさま。
7.縁起物(えんぎもの):縁起を祝うための品物。
8.物陰(ものかげ):物に隠れて見えない所。物の陰になっている部分。
9.ご祝儀(ごしゅうぎ): 祝いの儀式。特に、婚礼。祝意を表すために贈る金銭や品物。
10.元(げん):人民元は、中華人民共和国の中央銀行である中国人民銀行が発行している通貨である人民幣のことである。
11.相性(あいしょう):男女の生まれを暦の干支 (えと) や九星などに当てて相生 (そうせい) ・相克を知り、二人の縁を定めること。
12.位牌(いはい):死者の戒名・法名などを記した木の札。
13.ムカサリ絵馬(むかさりえま):民俗風習の一つ。山形県の村山地方のみ、あるいはその南側に位置する置賜地方にかけて行われている。ムカサリは「迎えられ」からくる結婚の方言。嫁に迎えて去ることからこう呼ばれる。
14.奉納(ほうのう):神仏に喜んで納めてもらうために物品を供えたり、その前で芸能・競技などを行ったりすること。
15.弔い(とむらい):人の死を悲しみ、遺族を慰めること。くやみ。葬式。 死者の霊を慰めること。

 

 

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