제목   |  赤ちゃん「泣いてもいいよ」ステッカー広がる 親のマナーに苦言も 작성일   |  2019-08-13 조회수   |  2861

 

 

 

 

 

 

赤ちゃん「泣いてもいいよ」ステッカー広がる 親のマナーに苦言も

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

公共の場所での乳児の「泣き声」に寛容になろうと、「泣いてもいいよ」と書かれたステッカーを配布する取り組みが広がりを見せている。少子化の中、保護者の心理的負担を軽減して子育てしやすい環境づくりにつなげようという狙い。賛同する自治体も続々と名乗りを上げているが、「泣くのはいいが、親は放置せずに子供をちゃんとあやして」と苦言を呈する意見も。子供を育む社会のあり方に一石を投じている。(斎藤有美)

 東京23区で最大の人口約90万人を抱え、子育て世代も多く住む東京都世田谷区では6月から、「泣いてもいいよ」と記された乳児のイラスト付きステッカーの配布を区役所や区民センターなどで開始した。

 スマートフォンなどに貼り付けて「気にしなくて大丈夫」という意思を表明し、街中などで子供が泣き出したときに保護者の心理的な負担を和らげようというもの。区内の子育て支援関連施設の職員向けにも勤務中に身につける「泣いてもいいよ」の缶バッジやキーホルダーを配っている。いずれも、23区内では初めての試みだ。

 事業は「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」を展開しているインターネットポータルサイト運営会社「エキサイト」と協定を締結し実施。保坂展人区長は「子供を産み育てやすいまちづくりのため、子育て世代が外出時に店などに入りやすい環境を生むきっかけになれば」と期待を寄せる。

 同様の取り組みは14県ですでに導入されており、各地域の方言を使った「泣いてもいいよ」ステッカーが作成されている。最初に賛同した三重県では、「泣いてもええんやに!」という方言ステッカーのほか、知事自身が育休を取得するなど子育て支援を積極的に推進。県子ども・福祉部の担当者は「ステッカーはすぐに無くなり、今は在庫切れの状態」と手応えを話す。

 こうした動きについて、ツイッター上では「素晴らしい取り組み」「趣旨には同意」と、子育て世代を中心に歓迎する声が上がっている。

 ただ、「泣くのはいいけど、(親は)放置しないでちゃんとあやしてね」「泣くのは(乳児が)不快だからなのに、『泣いてもいいよ』という文言は何か違う」「どこまで寛容を求めるの? いい加減にしてほしい」などと、違和感を表明する書き込みもみられる。

 世田谷区の担当者も、「『(ステッカーについて)自分たちが子育てしている時代はなかった。そこまでしなくてもいいのでは』と、年配の女性から電話があった」と明かす。

 公共の場での乳児の泣き声をめぐる「寛容さ」について、法政大学社会学部メディア社会学科の津田正太郎教授(46)は、「子供は自立しておらず、『人に迷惑をかけてはいけない』というルールにそもそも抵触しやすい。ただ少子化により存在が目立つようになり、トラブルが起きやすくなっているのでは」と指摘。

 その上で、「他人の子供であっても、広い意味でいえば日本の子供。みんなで応援するべきだが、なかなか当事者である子育て世代は声をあげられない。自治体がイニシアチブを取る動きは評価すべきだ」と話している。

 

 

 

 

 

 

 

 

リンク:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190813-00000504-san-life

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[単語]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.寛容:心が広くて、よく人の言動を受け入れること。
2.少子化:出生率の低下に伴い、総人口に占める子供の数が少なくなること。
3.狙い:ねらう目標。めざす意図。目当て。
4.賛同:他人の意見・提案などに、賛成・同意すること。
5.名乗り: 自分の名前をはっきりと言うこと。
6.あやす:機嫌をとってなだめすかす。
7.苦言:本人のためを思い、言いにくいところまであえて言って、いさめる言葉。
8.呈する:ある状態を表す。
9.一石を投じる:ある事柄について新たな問題や意見を提示し、世間や周囲の反響を呼ぶこと。
10.試み:ためしにやってみること。
11.抵触: 物事が互いに矛盾し衝突すること。
12.イニシアチブ(initiative): 率先して発言したり行動したりして、他を導くこと。 有権者が法令の制定や改廃について提案すること

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