제목   |  東京で「フードトラック」が、どんどん増えている秘密 작성일   |  2018-09-20 조회수   |  3264

東京で「フードトラック」が、どんどん増えている秘密

 

平日のランチタイム。おいしいご飯を食べるのは大好きなのに、ランチがマンネリ化しているビジネスパーソンも多いのでは。オフィスの近くにある飲食店はいつも混雑しているので、気が付けば毎日のようにコンビニ弁当――。


 そんな“ランチ難民”とも言える人を救うかもしれないサービスが登場しているのをご存じだろうか。クルマを飲食店のように改装したフードトラックと、空きスペースを活用したオフィスビルをマッチングする「TLUNCH(トランチ)」だ。スタートアップ「Mellow(メロー)」が2016年にサービスを始めたところ、昨年7月ごろからぐんぐん伸びていて、提携フードトラックは400台(店舗)を超え、首都圏の85カ所で展開しているのだ。内訳を見ると、東京都が81カ所で断トツに多く、神奈川県と埼玉県が2カ所ずつ。

 マッチングを行うMellowは出店料として、フードトラックから売り上げの15%を受け取り、その3分の1に当たる5%をビルオーナーに配分する。単なるマッチングサービスであれば、他にも同じようなビジネスモデルが存在しているが、同社は一歩踏み込んでいるところが面白い。「データ」である。毎日、拠点別にデータを管理していて、この店はこのくらい売れたといった情報を把握しているのだ。

 その情報はフードトラック事業者にも提供しているので、「シェフは売れない理由を立地のせいにするのではなく、何が悪かったのかを分析して、改善することができる」(Mellow)という。実際、フードトラック1店舗・1日当たりの平均売上高を見ると、16年度は3万3299円だったのに対し、17年度は4万8106円と1年で144%伸びているのだ。

 外食産業が苦戦傾向にあるなか、ありそうでなかった仕組みをどのようにして回しているのか。その頭脳とも言える独自システムを運用してみて、どんなことが分かってきたのか。Mellowの柏谷泰行社長に話を聞いた。聞き手は、ITmedia ビジネスオンラインの土肥義則。

 

拠点数がぐんぐん伸びた背景

土肥: 拠点の推移を見ると、創業してから1年6カ月ほど低迷が続いていますよね。20台以下の期間が長かったわけですが、17年7月を境にぐんぐん伸びていますよね。この月に何があったのでしょうか?

柏谷: 飛び込み営業をしていて、そのときにいろいろな声を聞きました。先ほども申し上げたように、法律はどうするのか、ゴミはどうするのかといった問題をひとつずつクリアしていきました。フードトラックを営業するには行政機関などに書類を提出しなければいけないのですが、そうした作業もこちらで代行することに。

 このほかにも、シェフに定期的な検便をお願いしたり、保険の加入を義務付けたり、トラックのデザインを統一にしたり。同時に、ビルオーナーが嫌がることも解決していきました。スペースを汚さないようにタイヤの下にシートを敷いたり、ゴミ箱を設置したり。

土肥: ビル内で営業している飲食店からの反発は?

柏谷: とあるビルにコンビニが入っているのですが、フードトラックで購入した人にコーヒーの割引チケットを渡すことに。そのコンビニを利用しているのはビルで働いている人が多かったのですが、チケットを渡すことで、別のビルで働いている人がたくさんやって来たと聞いています。

 そんなことをしているうちに徐々に拠点数が増えていきまして、17年7月を境に右肩上がりで伸びていくことに。なぜこのように増えたのかというと、一定の実績があったから。会社の稟議を通すのに、どのくらいの実績があるのかがポイントになるそうで、その数字がよく似ていまして。

土肥: ん? 稟議に通りやすい数字があって、その数字は各社よく似ていると?

柏谷: はい。ワタシもこの仕事をするまで知らなかったのですが、基準の数字を超えたので、「部長が決済できる」「役員が決済できる」となったようです。決済できる数字を達成できないままでいたら、このサービスは日の目を見ないままクローズしていたかもしれません(苦笑)。

 

リンク: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180919-00000035-zdn_mkt-bus_all&p=1
 

 

【単語】

1.  秘密 : 個人ないしひとつの組織、団体が、外集団に対して公開することのない情報を指す言葉。外部
に知られることによる不利益を回避するために用いられることが多い。
2.  拠点 : 活動の足場となる重要な地点。
3.  把握 : しっかりと理解すること。
4.  売上 : 商品やサービスを販売することによって得る代金の総額のこと。売上高、売上金額ともいう。また、販売することを売り上げるという。 
5.  頭脳 : 脳。脳髄。あたま。
6.  創業 : 事業を始めること。会社や店を新しく興すこと。
7.  割引 : 割り引くこと。一定の価格から、ある割合の金額を引くこと。
8.  実績 : 実際に現れた功績、または成績。
9.  稟議 : 会社・官庁などで、会議を開催する手数を省くため、係の者が案を作成して関係者に回し、承認を求めること。
10. 決済 : 代金や証券・商品、または売買差金の受け渡しによって、売買取引を終了すること。

 

인쇄하기