新内閣の発足から一夜明け、高市総理大臣は、国民のためにスピードを上げて政策実現に取り組むとした上で、アメリカのトランプ大統領をはじめ各国首脳との信頼関係を構築したいという考えを示しました。

高市総理大臣は、22日午前10時半すぎ、総理大臣官邸で記者団の取材に応じました。
冒頭、22日の朝に北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことに触れ「国民の生命を守るため、危機管理はこの内閣にとって非常に重要な課題だ。今までよりもいっそう緊張感を持って、スピーディーに対応していきたい」と述べました。
その上で、新内閣が本格的に始動したことについて「『決断と前進の内閣』と命名したが、皆で意思決定したら、スピードを上げて進んでいくという思いで懸命に働いていく。すべては国家国民のためという思いだ」と述べました。
また、今後の外交日程について「ASEAN関連の首脳会議やアメリカのトランプ大統領の来日も予定され、日本にとって非常に重要なものだ。世界の真ん中で咲き誇る日本外交を取り戻すため、首脳の皆さんとの親交を深め、信頼関係もつくり、日本が何をやりたい国なのかしっかり発信していきたい」と述べました。